当財団では、臓器移植の普及推進を目的として、これまでに香川県版臓器提供意思表示カードの作成・配布や、臓器移植に関する出前講座等の啓発活動、医療関係者の研修活動等、さまざまな活動を行ってまいりました。今後、さらなる普及推進を図るためには、知識の普及啓発等について一層の取組みを行うことが重要ですが、これらの活動は、当財団だけでできるものではなく、臓器移植に対するご関心及び移植医療の必要性へのご理解に支えられてこその活動です。
慢性糸球体腎炎等を患い、長年の透析を必要とする人が年々増えている現在では、全国で約14,000名、香川県内でも約160名の方が腎臓移植を希望して登録をされております。移植医療の重要性は増してきており、関係者のみでなく、社会全体として広く推進していくことが必要であると考えられます。
今後さらに、臓器移植を待ち望む方々のために充実した活動を続けていく所存ですので、皆様のご協力をお願いします。